2007/5/23
軟膏治療の重要性
当医院では、医師の診察の後、看護師が医師の説明の補足や具体的な「塗り薬のぬりかた」について丁寧に説明する方針をとっております。
@患者さんが自宅で「塗り薬をぬる」軟膏治療を行う上で治療効果が上がりやすいように、治療の目的や意義、具体的方法について理解してもらうため。
A患者さんと看護師がコミュニケーションをとることによって、患者さんの緊張を解き、患者さんの日常生活の問題点の抽出や、その生活に即したより具体的な治療方法の提案をおこなうため。
ほかの医院で処方された塗り薬では治らないといって来院する患者さんの中には、自宅での軟膏治療が上手にできていないために治らないと思われる方もいらっしゃいます。そんなとき、軟膏治療の意義と方法をよく説明して納得していただけた場合は、あえて手持ちの軟膏で治療していただくこともあります。次回受診時、きれいになっていると、患者さんはもう一度、「どういうことでしょうか。やはり塗り方が間違っていたのでしょうか」と念を押して聞いてきます。「そうなんですよ」とやはり念を押します。
軟膏治療はある意味大変難しく、わずらわしい治療法です。内服薬のように飲んでしまえばいいとはいきません。同じ病気、同じ軟膏でも皮疹の重症度によっては違うぬりかたさえ要求することがあります。日々変化する皮膚病の変化に対応できるように、治療法の意味するところなどを説明したりしますが、患者さんによってはいっぱい説明されるとかえって混乱し、面倒になって治療意欲を失ってしまう人もいますので、なるべく簡潔に説明する努力はしています。しかし、一度に処方する外用剤は2〜3種類は普通で、多いときは7〜8種類に及ぶこともまれではありません。それを覚える患者さんも大変ですが、がんばっていただかなければなりません。それを助けてくれるのが看護師です。
当院の看護師は患者さんに優しく接し、わかりやすく治療法を教えてくれるので評判がいいようです。当院の看護師のレベルは極めて高い医院だとひそかに信じています。 |